「京」がTOP500リストにおいて2期連続世界第1位を獲得!
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第38回TOP500リストに登録した「京」のシステムは、864筐体(CPU数88,128個)の最終構成です。LINPACK(リンパック)ベンチマークでは、世界最高性能の10.510ペタフロップス(毎秒1京510兆回の浮動小数点演算数)を達成し、TOP500リストの首位を獲得しました。また、実行効率も93.2%と高水準の記録を達成しました。
「京」の世界第1位獲得は、今年6月の第37回TOP500リストに続き2期連続となります。



【理研のコメント】

理研 計算科学研究機構 機構長 平尾公彦
「京」が再びTOP500の一位となりましたことを大変うれしく思います。スパコンは総合力であり、日本のものづくりの技術力の高さを示すものです。 この「京」は、広範囲に利用できる汎用性の高い計算機であり、シミュレーション精度や計算速度の飛躍的な向上により、世界最高水準の成果創出に貢献できるものと言えます。来年11月の共用開始に向け、本格的な運用のための準備を着実に進めるとともに、関係機関とも連携して、「京」を核とした計算科学の研究拠点の形成に全力を尽くしたいと思います。

 

授賞式の模様