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1.総論
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次世代スーパーコンピュータ(以下、「次世代スパコン」という。)開発予算については、①主として計算機システム(ハードウェア)を開発する経費と、②計算機システムを利用するためのプログラム(応用ソフトウェア)を開発する経費とに分けることができます。①のハードウェアについては理化学研究所が主体となって開発を進めています。一方、②のソフトウェアについては文部科学省が所要の経費を確保し、複数の研究機関に研究委託することにより開発を進めています。 |
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理化学研究所が主体となって進めている計算機システム開発につきましては、平成21年度末までに計算機システムの試作・評価も含めた設計が完了する見通しであることから、平成22年度以降の予算においては、主としてシステムの製作経費と製作したシステム据付調整の経費を盛り込んでいます。 |
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平成22年度政府予算案は、事業仕分け等の予算編成過程を経て、プロジェクトの見直しが行われた結果、総額209億円となりました。なお、プロジェクトの見直し概要につきましては、こちらをご覧下さい。以下、各論において具体的な説明をいたします。 |
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| 2.各論 |
| (1)計算機システム製作費 |
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平成22年度概算要求においては、計算機システムの信頼性や性能を向上するためのシステム内ネットワークを増強するための経費を増額したほか、演算性能で世界一位を奪取するために海外のスパコンの開発状況を踏まえて開発を前倒しする(10ペタフロップス級の性能達成時期を平成23年11月とする)ための加速経費を盛り込みました。 |
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その後、昨年11月に実施された事業仕分けの結果等を踏まえて、次世代スパコンプロジェクトの見直しが行われた結果、加速のための前倒しは行わないこととなりました。この結果、システム製作は、平成22年度から平成24年度の3年間に亘って総額490億円で製作することとなりました。計算機システムは、最終的には平成24年6月に10ペタフロップス級の性能を発揮できるように段階的に整備していくこととなり、平成22年度はそのシステムの一部を製作することとして、490億円のうちの165億円の製作費が認められました。 |
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この他、システム製作費のなかには、基本ソフトウェア及びシステムのベンチマーク・プログラムの高度化の経費が含まれています。 |
| (2)建屋建設費 |
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建屋は、今後製作される計算機システムを据付するための計算機棟と主としてシステムを利用した研究や研究の支援活動が行われる研究棟で構成されています。計算機システムについては、大きな地震災害時にもシステムが損傷しないように保全対策として免震構造を採用しているほか、搬入される膨大な量の計算機システムの重量やシステムを冷却するために必要な空調機の重量を支えるために堅固な構造としなければならないことから、工事総額は193億円を見込んでいます。 |
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平成22年度からのシステムの搬入に間に合うように、平成18年度から設計をはじめ、平成22年5月末の竣工を予定しており、平成22年度は建設工事にかかる最終年度となり、概算要求額は28.8億円を計上しています。建屋工事の現状はこちらをご覧ください。 |
| (3)システム維持・利用、施設の高度化費 |
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文部科学省においては、次世代スパコンを中核とする革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラを構築することとしており、このインフラ構築は、今後国内の大型スパコンを所有する機関やスパコンを利用する機関等から形成されるコンソーシアムにより主導されることとなっています。このコンソーシアムと連携し、次世代スパコンを全国に開かれた施設とするため、理化学研究所では、今年10月(予定)に計算科学研究機構(仮称)を発足させて、施設の円滑な運転はもとより、施設の高度化やユーザーの利便性向上の活動に取り組むことにしています。 |
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平成22年度は、今年5月に完成する建屋の維持管理経費と、平成22年度中に設置が開始される一部の計算機システムの据付調整のための運転経費、施設の高度化経費として10.6億円を計上しています。 |
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| (4)次世代スパコン開発実施本部経費 |
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理化学研究所において次世代スパコン開発に従事する者の人件費や次世代スパコンに関するシンポジウムの開催、各種パンフレットの作成など広報関連の経費として、2.5億円を計上しています。 |
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昨年10月に開催したシンポジウムの様子などについては、こちらをご覧ください。 |
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| 3.次世代スパコンの開発スケジュール |
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次世代スパコンの開発スケジュールについては、こちらをご覧下さい。 |
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| 4.予算に関する今後のスケジュール |
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今後開催される予定の通常国会において政府予算案が審議されることになり、最終的には衆議院(及び参議院)の議決をへて確定されることになります。 |
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